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2018年10月14日

159/暖簾

真壁構造の場合、柱と土壁の際が時間がたてばどうして透いてきてしまう。古民家ではよく柱の隙間から光が漏れているような場面によく出くわす。柱にしゃくりを入れておいて土を塗り込むやり方と、暖簾といわれる木の棒に寒冷紗を取り付けたものを際に打つ場合がある。今回は、暖簾を使ってみる。どちらがいいのかはわからない。建物の完成が延ばし延ばしになってきているが、そろそろ土壁の中塗りを行わないといけない。完成から逆算して乾かす時間が必要になってくる。今の新建材のように一日二日で綺麗に乾くものではないのである。