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2017年06月07日

096/間伐材

搬出作業も柱や梁に使えそうな大きなものはほとんど山から降ろすことができた。梅雨入りまでに大方の作業を終えられてホッとしている。
もう一度山を見回ってみて、この写真の間伐材をどうするか、まだ大きな課題が残っていることに気が付く。建材として使うには、製材するのに手間がかかりすぎるし、細すぎてそれほど多くの使い道はない。
自分たちで木を切り倒し、この木たちの生きてきた時間をここで止めた。
西岡棟梁は、木はうまく使ってあげれば生きていたのと同じぐらいの時間は生かすことができるという。このまま、この間伐材たちをこの山に置いておくのはあまりに勝手な行いのような気がする。家を建てるため、ほかの大きな木を切るのに邪魔になるためという理由で。
少なくとも、30~40年はこの場所で生きてきたのである。可能な限り生かす方法を考えてあげることが我々の責任だとおもう。

どなたか活用してくれる方いませんか?

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