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2017年01月09日

036/家というもの

草刈り4日目。

前日の雨に合わせて今まで刈りためておいた草を燃やしてしまい、一気にスッキリと整う。子供たちもようやく走り回っても危なくないまでになる。
作業を進めていくと、あらゆる作業に合わせた道具が必要になる。
のこぎり、刈払機、チェーンソー、ガンジキ、フォークなどなど。
そして、その道具を収納するための小屋も必要になる。
今はマンション暮らしなので、当たり前だけれどそういうものを収納するためのスペースはない。
また、長靴や作業服をパッと泥落としするような場所もない。道端でバタバタはたいて、泥やほこりを落とすしかない。マンションに帰ってくると途端にそんな汚れたものを家にもって上がりたくなくなる。今まで全く汚いとも思わず作業をしていたのにである。
とりあえず、道具の収納できる小屋と泥落としができるような汚れを気にしないでも大丈夫な土間のあるスペースが必要なようだ。今まではそんなスペース全く必要ないと思っていた。

淡路島の家では、都市的な暮らし方の想定はしていない。農業はしないまでも、庭いじりをしたり家庭菜園程度のこと、自然に寄り添った農的な暮らし方を想定している。
そういう暮らし方において必要な家と都市的な家とでは全く家というものの考え方が違ってくるのではないだろうか。