2017年12月04日

122/神山視察

神山視察。徳島県の神山町。
まちづくりの取り組みに対し全国から注目が集まっている場所であるが、林業の町でもある。以前からお世話になっている西村佳哲さんを訪ね、西村さんの取り組み、つなぐ公社の取り組み、神山における林業についてお話しを聞かせて頂いた。
特に印象に残ったのは神山町林業活性化協議会の高橋さんのお話。
高橋さんは、神山町で町産材の認定制度を立ち上げた方。
https://www.youtube.com/watch?v=FwnNQPdiSF0&feature=youtu.be
「有り余った杉を適度に減らしたい」そのためにどうするかを考えたという。
まず行ったのは資源調査、そして商品開発。その取り組みの時期を同じくして、神山町で集合住宅の建設が計画される。その建築にあたって、神山町産材の認定制度をスタートさせた。町産材で認定された材は一度、町が買いあげる。それを施工業者が買い,、建築用材として使われていくという仕組みである。
淡路島には大規模な林業はない。我々の知らないところで少しずつは行われている。しかし、淡路島にもたくさんの植林された林はある。
「085/森と林」でも書いたが、手を入れ続けなければ林はどんどん荒廃していく。手を入れることによって資源としての木はもちろんのこと、生物多様性や水源涵養についてなど多くの課題が解決できる。
Youtubeの最後にも高橋さんのことば「みんなでやりませんか」って。

神山つなぐ公社
http://www.in-kamiyama.jp/tsunagu/

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