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2016年12月24日

033/含水率

2016年12月13日に伐採した材木の含水率を計測するのをすっかり忘れていた。
いろいろ試しておきたいことがある。

・杉と檜の乾燥の度合いの違い

・満月と新月の伐採による違い

・乾燥日数による変化

などなど、書籍やネットで様々な情報が出回っているが、実際のところどうなんだろう。淡路島ではどんな感じなんだろうというところを確認しておきたい。

乾燥させると一言でいっても大きく分けて2つある。
人工乾燥と天然乾燥。
木の産地では、天然乾燥でのんびり時間をかけて乾燥させる余裕はなく、燃料を焚いて強制的に乾燥させる人工乾燥が主な手段になっている。

淡路島の家プロジェクトではなるべく自然なカタチ、無理ない方法を目指しているので、天然乾燥を選択する。天然乾燥の中でもいろいろやり方があるらしいが葉がらし乾燥で行ってみる。
一般的に山に生えている木は水分を多く含んでいて木材自体の約1.5倍の水分を含んでいるらしい。含水率150%ということだ。一般的な建材として使える含水率はおおよそ20-15%。そこまで乾燥させる必要がある。
ここで一つ問題が生じた。含水率計を安価なものを探して購入したので測定範囲が9-40%までであった。知らないということは怖い。今回は安い勉強代で済んだが、次どういうことが起こるかわからない。
とにかく、安価な含水率計で測定した結果は辺材部分で39%、芯材部分で29%であった。
明日14日がちょうど満月だったので、新月の伐採をタイミングを合わせて行い、満月新月の伐採の比較も行いたいと思う。
含水率はあまりあてにならないが、いろんな条件で比較しながら実験していきたいと思う。