2016年12月11日
028/草刈り
淡路島の家の敷地は、昔田畑だった耕作放棄地と山林、雑種地からなる。
すぐに家を建てられるような場所はなく、ほとんどは植物がはびこっている。
山の中は竹、山の際には蔦系の植物、元田畑にはセイタカアワダチソウが。敷地境界は見分けがつかず、どこが境界かわからない。どこに建物を建てていいものか、どちらに視界が抜けているのか、どう風が通るのか。
そんなこんなも、まずは草刈りからすべてを始めなければ全体を把握できない。
家を建てるための場所は、不動産屋さんが管理をし、綺麗に造成され、今すぐにでも家が建てられる状態の土地がほとんどである。
人生初草刈り。
田舎に生まれ農家の息子で育ったけれども、人生で一度も刈り払い機をもって草刈りをしたことがない。まずは、刈り払い機を選ぶところから始めなければならない。
どういうメーカーがあって、どういう性能が必要なのか、燃料は何なのか、どう使うのか。もうわからないことだらけである。
とりあえず、会社で使っている刈り払い機を借りて使うところから始める。
敷地周辺では野焼きをしている煙があちこちでモクモクと上がっている。草刈りを楽しんでできるのも今のうちだろう。
いつかは日常になっていくんだ。