2017年07月13日
109/製材最終日
仁井の山から降ろされた丸太たちも今日ですべて製材される。細い丸太は薪に、少し太めの木は大工さんが、そしてもう少し太いのは家具やおもちゃに、背板はチップや焚きものに、なんとなく引き取り手も決まりそれぞれの使い道に分かれて行く。家のほうには、これからもう少し具体的に設計が進み、どこにどういう風に何がどれくらい必要かを整理し、とれた材料とにらめっこをしながら使い方を振り分けていく。いくらかはまだ足りない分があるだろうからそれをどうするかの検討も必要だろう。砂河さんにはもう少し細かい製材をお願いしつつ、大工さんに順次引き渡していく。ここでいったん山師の方々の仕事は終了である。建て方の時に、生まれ変わった素材たちを見ていただこう。
朝早い時間の防波堤からみる砂河木材は、ひとまず今日で見納めである。