塗料

2017年07月03日

102/塗料

素材について、少し幅を広げてみたい。まだまだ探索中なのだが、情報提供の期待も含めてここに記しておく。塗料というのは仕上げに使うもので、材料を防虫防腐などの素材を保護する目的や、色によっては意匠的に空間に大きな影響を与えるものである。現在の塗料はそのほとんどが自然素材系のものが多く、以前のように化学物質にほとんど配慮がなかった時代とは少し違う。塗料は大きく分けて、「合成樹脂塗料」と「天然系塗料」がある。合成樹脂とは、主にウレタン樹脂、メラミン樹脂などの合成樹脂が使われている。一方の天然系塗料とは、自然界にあるものを配合して塗料にしてある。日本に昔からある伝統的な塗料として、漆、柿渋などがある。ベンガラなども酸化鉄を顔料に利用した塗料である。

さて、淡路島でどんな塗料の可能性があるのか。現在少しずつ情報を仕入れているところではあるが、良いものがあればぜひご教授いただきたいところである。藍や蜜蝋などがその素材として候補に挙がってきている。