2017年05月15日
084/kumino
淡路島の家プロジェクトと並行して進めている、淡路島の素材を利用したおもちゃの開発ジモチャ?のリーダーであるトイフラワー号の松本さんの紹介で「kumino」というおもちゃを教えてもらった。今日はその開発者であるクミノ工房の井上さんが淡路島まで来てくださるということで、青木家で遊ぶことに。
このkuminoは一つのカタチしかないのだが、様々なカタチに組み上げられる。
クミノのHPには
日本の家は木を組んで作るのに木を組んで家を作るおもちゃはどうしてないのだろう?クミノのこだわりは形が種類ということ。シンプルな2箇所の切り欠きは仕口や継ぎ手となるだけでなくさまざまな表情を、可能性を見せてくれます。1種類しかないのに多彩なカタチがうまれます。1種類しかないから自由に発想を広げることができます。
とある。
大工の勉強をした井上さんならではの発想は、我々建築の考え方にも通底している。なによりもいいのは、それほど大きな材料がなくてもkuminoの1ピースが作れてしまうこと。今まで捨ててしまわないといけなかったものが、このことによって価値のあるものに変わっていく可能性がある。
写真はkuminoで積み上げて作ったピラミッド。頂点には人も乗れてしまうほど頑丈に組み上がる。
「kumino」https://www.kumino.jp/