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2017年01月27日

042/目

伐採5日目。今日はこどもたちを連れて。

何回か伐採の現場に立ち会ううちにプロの動きに見惚れてきた。とくにいいのが目だ。僕たち素人には見えていない世界が見えているはずである。どういう順番で木を伐り倒していくかまず山全体を見て判断する。段取りを考えながら木を倒すときに引っかからないか、枝の張り具合や密集具合、倒してもよさそうな大きさかどうか、残しておいたほうがいい木かどうか。切り倒す木が決まれば、どこに切り倒せばいいかを倒す方向を瞬時に判断しチェーンソーの刃をあてる。普段の何気ない会話の時の目とは明らかに違う職人の目だ。

子供たちもいっちょまえに、木を伐る動作や、木の倒れる瞬間を瞬きせずに見つめている。

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