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2016年11月29日

026/木の調査

森林組合のヒアリングで出てきた柏原山、諭鶴羽山(ゆづるはさん)系から調査を始める。調査といってもまずは車でドライブがてら見て回る程度。

意識して山を見て回る。杉、檜は他の木より尖がっている。意識してみれば、遠くからでもよくわかる。こんなにあったのかと思うほどそこここにある。もちろん、ほとんどが照葉樹林帯ではあるんだが。
柏原山ではグネグネと山道を延々に続くかと思うくらい登っていく。

中腹まで来るとチラホラと杉、檜の木立が道沿いに現れてくる。山頂付近までくるとようやく見える範囲すべて杉という様相。間伐されているのだろうか、光が入って気持ちいい杉林だった。ただ、このあたりの山は市か県が管理しているはずで、使うことができないのが悔やまれる。

柏原山を下山して、山裾沿いに諭鶴羽山を目指す。今まで意識してみてなかっただけで、解像度を上げてみていくと、ポツポツとではあるがある程度まとまった植樹帯が目に付く。おそらく個人山のものだと思う。昔の人はどういう意図で、植林をしていったのだろうか?もっと、切り出しやすい位置に植えていてくれればと思うような山中に植えられていることがしばしばである。

諭鶴羽山にも多くの杉が見えたがこちらも伐採不可だろう。こちらはそれほど間伐の手が入っていないようで、山が暗く、一本一本が細く密集して立っている印象が強い。

なるほど、同じ植林された山でもこうも違うのかというのがよくわかる。
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