2016年11月18日
021/現場調査
伐採のための現場調査に、雨の中来ていただく。木の太さ、本数、密集具合など確認しながら搬出のための道付きの状況、などなど現場を感じてもらった。
辻さん、新庄さん。お二人とも本業の合間をみて今回の伐採を行って下さることになった。我々の事業への想いや方向性に共感していただき、お願いさせていただいた。
薪を使う機会はほとんどなく、備長炭にもなるウバメガシも炭焼きをしなくなってしまった。さらには、木材としての需要もなく、落ち葉や腐葉土も農業に活用されることはほとんどなくなった。昔は山の中は宝の山だったと言われていたらしい。困ったときは山に行けば何かに使えるものがそこにあったといわれるくらい。我々の暮らしから山が必要なくなった。暮らしが変わったといってしまってそれまでだが、ほんとにそれでいいのだろうか?
そういう疑問を抱えた、同じような違和感を持った人たちと、活動ができることがただただうれしい。大きな問題をすこしずつ、すこしずつ実行していける仲間がいると思えるだけでどんなに心強いか。山仕事のない淡路島で山仕事のできる数少ない男たち。
ほんと頼りにしております。