2016年10月26日
016/谷口林業
土居山の伐採について、谷口林業に相談してみる。
僕が知る限り、淡路島で会社に林業と名前をつけて仕事をしているのは、谷口林業だけである。谷口林業はその昔、淡路島で地松を専門に木の販売をされていたそうだ。需要の減少や、松くい虫の被害によって徐々にその役目を終えていった。現在では公共事業などの山仕事や、太陽光発電システム設置の為の山の伐採、関電の送電線にかかる草木の伐採などが主な仕事だという。
現場を見てもらい伐採方法、運搬方法などを相談したが、やはり道がそんなに広くなく、大きな機械が入れないので手間がかかるとのこと。また、森が手入れされていなので、切り倒す際にその木以外も伐採して倒れやすいようにしておかないといけないという。杉の周りには雑木や竹が覆いかぶさる。ものすごい手間がかかるそうだ。
なるほど。想像はしていたが、そう簡単に行くもんではないということだ。少しづつ現実が見えてきた。やり方を考えないと。
昔の人は重機なしで切り倒して山の下まで出していたはずだ。どうやっていたんだろう?