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2016年12月26日

034/伐採2日目

今回の伐採は、予算の関係や、自分たちで試しながら、考えながら伐採も行っていきたいという思いで、本業の人ではなく、山仕事を本業の傍ら行っている方々に手伝ってもらうことにしている。

一人は、以前にも紹介した「淡路里山を未来につなぐ会」の代表、辻さん。
もう一人は普段は谷口林業で働いている、新庄さん。
さらに今回は助っ人で近くで農業をされている松本さんの3名で行った。
伐採2日目といっても、初日は雨で一本のみに終わってしまったので、実質1日目である。そして、はじまりはいつも雨。
本日の成果は10本。

淡路島の家プロジェクトを中長期的に考えたときに、淡路島に林業がないことが一番の課題になっていくだろう。
阪神淡路大震災まで、少しずつは淡路島でも木を出していたところもあるという話を聞いていた。それからすでに20年。淡路島での林業を知る人はもうほとんど残っていないと聞く。
そんな中で、次の世代の若い人と一緒に林業を育てていけるだろうか。今、関わっていただける方々と少しでも次につながるような計画を練りながら少しずつでも前に進んでいけたらと思う。伐採可能な木、林、山を探し、伐採した後には少しずつでも植林をし山も育てていかなければ続けられない。無理ない範囲で、自分たちの暮らしにあった営みのあり方を模索しながら。
そんなことを考えた伐採2日目は、忘年会も兼ねた楽しい飲み会で終了。

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